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20年間タワマンに住み、管理組合の理事長を経験。
その後、タワマンのトラブル解決に専念し、多くのタワマンの問題を解決してきた著者が、タワマンのトラブルや生活についての情報を発信しています。
新卒で大手広告代理店に入社。
転勤で何度も引っ越しを繰り返した後、東京本社勤務時代にタワマンと出会う。
最初のタワマン生活は、低層階の賃貸物件に単身赴任。ゴージャスで煌びやかなイメージとは裏腹に、ひっそりと慎ましいものだった。
圧倒的な広さを誇るリビングに、一人だけの荷物がポツン。それでも、低層階には病院、共用部にはフィットネスジムやゴルフレンジ、便利なタワマン生活からは逃れない運命に。
ある日、同じマンションの高層階に住む会社の先輩の家を訪問、そこから見える景色の違いに驚かされ、「タワマンの高層階に住みたい」という想いが募っていく。
そして、ついに、首都圏で念願のタワーマンション高層階を購入。高層階の眺望の良い部屋に家族も満足、夢のように幸せな日々を送るはずだったが・・・
ある日、そこに暗雲をもたらす一通の手紙がポストに。
「まあなんとかなるだろう」と軽い気持ちで管理組合の総会に出席したら、なんと副理事長に任命されることに。
役員の任期は2年、副理事長になったら翌年は理事長が確定。 タワマンの知られざる闇が次々と明らかになる。
止むことのない住人からのクレーム、毎日のように起こるトラブル。毎日が会社よりもハードな格闘の日々に。
しかし、そこでめげなかった著者。難題であればあるほど立ち向かいたくなる。
管理会社、業者、住人と対峙し、次々と課題を解決していく。
そしてついに、コロナ禍で全員を説得し、修繕積立金を3倍にあげるという、過去誰もなし得なかった改革を成し遂げる。
マンションの購入や投資に関する情報は世の中にあふれています。
一方で、実際にマンションに住んでいる人が直面するトラブルに関しての情報はほとんどありません。
特に管理組合の役員になった人向けの情報は皆無でしょう。
マンションを管理するのは、管理人や業者ではなく、 所有者全員で構成する管理組合です。
管理組合の役員は輪番制で、ある日突然、番が回ってきます。
でも、ほとんどの人は初めての経験であり、何をどうしていいかわからず困ることになります。
また、将来の大規模修繕に備えるために修繕積立金の増額は必須事項です。コロナ禍で理事長として修繕積立金を3倍に値上げした実績を持つ著者が、 修繕積立金の意味合いや値上げの方法についても詳しく解説します
管理規約など法律も絡んできますが、難しい用語はなるべく省略し、 誰にでもわかりやすく読めるように工夫しました。
今はタワマンに住んでいないけれど将来購入を考えている方、タワマンに住む予定はないけれどタワマン生活に興味がある方も、楽しく読める一冊となっています。
はじめに
第1章 青天の霹靂! ある日突然タワマン理事長に
第2章 買う前に知りたかった タワマンの基礎知識
第3章 クレームは全て理事長にやってくる 〜理事長出動の記録①〜
第4章 臨時総会開催を決意! 修繕積立金を3倍へ
第5章 タワマンのトラブル集 何でこうなるの? 〜理事長出動の記録②〜
第6章 それでもやっぱり タワマン生活は最高!
(40代・男性、IT会社経営)
(20代・男性、会社員)
1961年10月生まれ。大手広告代理店に新卒入社。TVメディア、地方自治体、電力、住宅、自動車、流通、通信、金融等多数の業種を担当、新規顧客開拓で140社以上の実績。人生100年時代における個人の多様な価値発揮を支援する仕組み=「ライフシフトプラットフォーム(LSP)」のスターティングメンバーとして活躍中。2022年3月、社会構想大学院大学実務家教員養成課程修了。
タワーマンションに賃貸住宅から新築分譲マンションを購入し、長い間管理組合の活動はスルーしてきたが、ある日管理組合の役員に抽選で決まり、しかも理事長を拝命する。全くの素人が悪戦苦闘しながら問題を解決していく。自分がいろんな人に聞きまわって集めたたくさんの情報や経験をブログ『タワマン理事長』として情報発信もする。幻冬舎WEBマガジン「THE GOLD ONLINE」において「タワマン理事長」が連載され、Yahooニュースにも転載される。
人生100年時代、個人が社会に対して何ができるのか。社会になにが提案できるのか。 「ライフシフトプラットフォーム」というプロジェクトのスターティングメンバーとして新しい働き方にも挑戦しています。
出張講演やセミナーのご依頼もお待ちしています。