.    タワマン理事長 - 竹中信勝
タワマン理事長奮闘の記録
タワマン理事長奮闘の記録
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◆丸善丸の内本店

  • デイリーランキング → 2/17(月) 「ノンフィクション」デイリーランキング 第1位
  • 週間ランキング → 2/23店頭発表(2/13~2/19集計分として)「ノンフィクション」第8位

◆有隣堂本店

  • 週間ランキング → 2/23(日)~3/1(土) 総合第1位、文芸・ノンフィクション第1位

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タワマン理事長奮闘の記録
タワマン理事長奮闘の記録

20年間タワマンに住み、管理組合の理事長を経験。

その後、タワマンのトラブル解決に専念し、多くのタワマンの問題を解決してきた著者が、タワマンのトラブルや生活についての情報を発信しています。

タワマンとの出会い

新卒で大手広告代理店に入社。

転勤で何度も引っ越しを繰り返した後、東京本社勤務時代にタワマンと出会う。

最初のタワマン生活は、低層階の賃貸物件に単身赴任。ゴージャスで煌びやかなイメージとは裏腹に、ひっそりと慎ましいものだった。

圧倒的な広さを誇るリビングに、一人だけの荷物がポツン。それでも、低層階には病院、共用部にはフィットネスジムやゴルフレンジ、便利なタワマン生活からは逃れない運命に。

ある日、同じマンションの高層階に住む会社の先輩の家を訪問、そこから見える景色の違いに驚かされ、「タワマンの高層階に住みたい」という想いが募っていく。

そして、ついに、首都圏で念願のタワーマンション高層階を購入。高層階の眺望の良い部屋に家族も満足、夢のように幸せな日々を送るはずだったが・・・

青天の霹靂、突然の理事長任命! トラブルと格闘の日々に

ある日、そこに暗雲をもたらす一通の手紙がポストに。

「まあなんとかなるだろう」と軽い気持ちで管理組合の総会に出席したら、なんと副理事長に任命されることに。

役員の任期は2年、副理事長になったら翌年は理事長が確定。 タワマンの知られざる闇が次々と明らかになる。

止むことのない住人からのクレーム、毎日のように起こるトラブル。毎日が会社よりもハードな格闘の日々に。

大手広告代理店時代に培った対応力で、数々の問題を次々に解決

しかし、そこでめげなかった著者。難題であればあるほど立ち向かいたくなる。

管理会社、業者、住人と対峙し、次々と課題を解決していく。

そしてついに、コロナ禍で全員を説得し、修繕積立金を3倍にあげるという、過去誰もなし得なかった改革を成し遂げる。

この書籍の特徴

タワマン理事長奮闘の記録
タワマン理事長奮闘の記録

マンションの購入や投資に関する情報は世の中にあふれています。

一方で、実際にマンションに住んでいる人が直面するトラブルに関しての情報はほとんどありません。
特に管理組合の役員になった人向けの情報は皆無でしょう。

マンションを管理するのは、管理人や業者ではなく、 所有者全員で構成する管理組合です。
管理組合の役員は輪番制で、ある日突然、番が回ってきます
でも、ほとんどの人は初めての経験であり、何をどうしていいかわからず困ることになります。

タワマンに20年住み理事長を経験した著者が、マンションで発生しているクレーム・トラブ ルを明らかにするとともに、解決方法を一つずつ丁寧に解説していきます。 ただ住んでいるだけではわからない、理事長を経験したからこそ経験したトラブル事例もあります。

また、将来の大規模修繕に備えるために修繕積立金の増額は必須事項です。コロナ禍で理事長として修繕積立金を3倍に値上げした実績を持つ著者が、 修繕積立金の意味合いや値上げの方法についても詳しく解説します

管理規約など法律も絡んできますが、難しい用語はなるべく省略し、 誰にでもわかりやすく読めるように工夫しました。

今はタワマンに住んでいないけれど将来購入を考えている方、タワマンに住む予定はないけれどタワマン生活に興味がある方も、楽しく読める一冊となっています。

目次

はじめに

第1章 青天の霹靂! ある日突然タワマン理事長に

第2章 買う前に知りたかった タワマンの基礎知識

第3章 クレームは全て理事長にやってくる 〜理事長出動の記録①〜

第4章 臨時総会開催を決意! 修繕積立金を3倍へ

第5章 タワマンのトラブル集 何でこうなるの? 〜理事長出動の記録②〜

第6章 それでもやっぱり タワマン生活は最高!

書籍内容(抜粋)

クレームはすべて理事長にやってくる
  • 不審者侵入で延々と続く防犯カメラの確認
  • 共用部トイレの便器にトイレットペーパーが投げ込まれた
  • 管理費節約のため理事長自ら草むしり
  • 避雷針があるのに落雷で壁に穴
  • 航空障害灯が点かない!法令違反のまま半年放置
  • 居住者の個人情報を業者に流していた管理人
  • 掃除機をかけると「うるさい」相次ぐ隣人トラブル

タワマンのトラブル大全集 何でこうなるの?

  • 回したら1ヶ月返ってこない回覧板
  • 上層階から流れて来た土でベランダが浸水
  • 夜の洗濯機騒音で不眠に
  • 粗大ごみの無断放置
  • 飛んできたエアコンの室外機で窓ガラス破損
  • 大理石の床が陥没、次々と見つかる穴
  • 共用部で学習塾経営

修繕積立金3倍値上げの大騒動

  • 修繕積立金が底をつく大ピンチ
  • コロナ禍で6回に分けて説明会を開催
  • 「老い先短いから値上げしないで」高齢住人の必死の懇願
  • 臨時総会直前に管理会社による会場予約ミス発覚
  • 居住していない所有者からも集めた「特別決議4分の3」
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読者の声

私もマンションの管理組合の理事や幹事をやったことがありますが、まったく力を入れず適当にやって任期を終えてしまいました。住戸の多いタマワンで数々のトラブルに一生懸命に向き合って解決していく姿が素晴らしいと感じました。タワマンには独特のいろいろなトラブルがあるのだと勉強になりました。

(40代・男性、IT会社経営)

煌びやかなイメージのあるタワーマンションの豪華な外観とは裏腹に、人が集まって暮らす空間には避けられない、生々しいトラブルや複雑な人間関係が赤裸々に書かれています。管理組合理事の役割を想像すると、思わず胃が痛くなるような苦労話がまとめられた一冊でしたが、それでも爽やかな読み味なのは筆者の対応力や粘り強さが伝わってくるからかもしれません。

(20代・男性、会社員)

タワーマンションには住んだことがないので、どこか華やかなイメージばかりを抱いていました。ところが、この作品では表面的な華やかさの裏で、理事長や管理組合という役職がどれほど大変な役割を担っているのかがリアルに描かれています。

理事長としての様々なトラブルや管理会社とのやりとり、さらに修繕積立金の危機など、普段はあまり知る機会のないマンション管理の実態がユーモアと実際のエピソードを交えて綴られていて、非常に興味深くスムーズに読むことができました。
この書籍は、いわゆる「憧れの住まい」の内情を包み隠さず描いたものです。高級住宅というイメージがあるにもかかわらず、住人同士のいざこざや騒音、さらには雷や水害などの予期せぬトラブルまで、多岐にわたる問題が浮き彫りにされています。

特に印象深いのは、高額な居住費を支払っているにもかかわらず、多くの困りごとが次々に起こる点でしょう。また、一部の住民の振る舞いに疑問を抱くような描写もあり、経済力と生活態度が必ずしも比例しないことが見えてきます。「タワーマンションは憧れの住まい」という一般的なイメージを覆し、その実態を知る手がかりとしても興味深い一作だと言えるでしょう。
タワーマンションといえば、高嶺の花のようなイメージを抱く方も多いのではないでしょうか。ところが本書では、理事長自ら語るリアルな実情や、驚くほど多岐にわたるトラブルが描かれており、まるで別世界を覗き見るような面白さがあります。

もともと戸建てに住んでいる私ですが、タイトルに惹かれて購入しました。実際に読んでみると、タワマンの華やかな印象とは裏腹のエピソードが次々と明かされていて、予想外の発見が多く、とても楽しめました。
これからタワマンの購入を検討している方には、「タワマン裏事情本」として大いに参考になるでしょう。また、外部の立場から「タワマン暴露本」として楽しむのもおすすめです。
この書籍は、いわゆる「憧れの住まい」の内情を包み隠さず描いたものです。高級住宅というイメージがあるにもかかわらず、住人同士のいざこざや騒音、さらには雷や水害などの予期せぬトラブルまで、多岐にわたる問題が浮き彫りにされています。

特に印象深いのは、高額な居住費を支払っているにもかかわらず、多くの困りごとが次々に起こる点でしょう。また、一部の住民の振る舞いに疑問を抱くような描写もあり、経済力と生活態度が必ずしも比例しないことが見えてきます。「タワーマンションは憧れの住まい」という一般的なイメージを覆し、その実態を知る手がかりとしても興味深い一作だと言えるでしょう。
単なるお金の教養本ではなく、タワーマンション生活の裏側と理事長としての苦労をリアルに描き出した本書は、まさに「お金と生活の実践ガイド」と呼ぶにふさわしい内容です。華やかなイメージばかりが先行しがちなタワーマンションですが、実際には「回したら1カ月帰ってこない回覧板」や「理事長自ら屋上で草むしり」といった想定外の作業が日常的に発生しており、そこに潜む「現実」には思わず驚かされました。

なかでも印象深いのは、著者の竹中さんが電通マンとして培った課題解決力を駆使して、予期せぬトラブルに対処していく姿です。ユーモアを交えながら進められるその奮闘ぶりには、笑いだけでなく多くの学びもあり、大いに共感できるエピソードが満載です。

さらに、本書の魅力はタワマンの住民だけに役立つものではありません。これからマンションを購入しようと考えている方や、管理組合に関わる予定がある方にも参考になる情報がたくさん詰まっています。

「タワマンの裏側を覗きながら、お金の教養も身につけられる」という一石二鳥の内容と、理事長の奮闘というエンターテインメント性が見事に融合した一冊。タワーマンション購入を夢見る方はもちろん、すでに住んでいてより良い生活を目指したい方にもぜひ手に取っていただきたいと思います。
タワマンに住みたい人にはオススメの一冊!
戸建てに住む身として、本書を読みながら自分の状況と比較する機会になりました。私の地域でも自治会理事が輪番制で回ってくるのですが、いざ理事になると初めて気づく問題や、今まで先送りにしていた課題が多々あると実感しました。しかも、昨今は自治会の必要性を感じにくいとの理由で、脱退する人が増えている現状もあります。

一方で、タワーマンションのような大規模集合住宅の場合も、防犯・防災、高齢化率、地域とのコミュニケーションなど、抱えている悩みの種類は同じだとわかりました。ただ、マンションならではの「合意形成」という手続きは想像以上に大変そうで、改めて、より良い暮らしは個人の努力だけでは難しいと考えさせられます。

それでも、タワマンという響きには多くの人が憧れを抱くことでしょう。キラキラしたイメージを支えるために奮闘する理事長や住民たちの姿が活き活きと描かれていて、とても面白く読むことができました。しも比例しないことが見えてきます。「タワーマンションは憧れの住まい」という一般的なイメージを覆し、その実態を知る手がかりとしても興味深い一作だと言えるでしょう。
タワーマンションの購入を検討している人には必読書ですが、もっというと、タワマンに住むと起こりうることが書いてある本です。人によるのだと思いますが、私自身はこれを読んでから、まったくタワマンに住みたいという気持ちがなくなってしまいました。
著者が実際に経験した出来事を赤裸々につづっており、非常に分かりやすい内容に仕上がっています。特に印象的だったのは、大規模修繕の計画段階で積立金残高の不足という事態に直面し、修繕積立金を3倍に値上げせざるを得なくなった場面です。そこには、著者が電通マンとして培ったノウハウや行動力の一端を感じました。

私自身、現在住んでいるタワーマンションでちょうど大規模修繕が始まったところなのですが、理事会の決定に従うだけで済ませず、改めて議事録を読み返してみようと思うきっかけになりました。

一方で、著者が日記代わりに書いていたブログを再構成した形での出版ということもあり、臨場感がやや伝わりにくい部分もあります。しかし、それを補って余りあるほど、さまざまな事実やトラブル、事件・事故が具体的に描かれており、マンションに住んでいる者には大いに参考になる内容です。さらに、人間同士の合意形成について改めて考えさせられるなど、学びの多い一冊でした。

著者プロフィール

竹中 信勝
(たけなか のぶかつ)

1961年10月生まれ。大手広告代理店に新卒入社。TVメディア、地方自治体、電力、住宅、自動車、流通、通信、金融等多数の業種を担当、新規顧客開拓で140社以上の実績。人生100年時代における個人の多様な価値発揮を支援する仕組み=「ライフシフトプラットフォーム(LSP)」のスターティングメンバーとして活躍中。2022年3月、社会構想大学院大学実務家教員養成課程修了。

タワーマンションに賃貸住宅から新築分譲マンションを購入し、長い間管理組合の活動はスルーしてきたが、ある日管理組合の役員に抽選で決まり、しかも理事長を拝命する。全くの素人が悪戦苦闘しながら問題を解決していく。自分がいろんな人に聞きまわって集めたたくさんの情報や経験をブログ『タワマン理事長』として情報発信もする。幻冬舎WEBマガジン「THE GOLD ONLINE」において「タワマン理事長」が連載され、Yahooニュースにも転載される。

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人生100年時代に挑戦

人生100年時代、個人が社会に対して何ができるのか。社会になにが提案できるのか。 「ライフシフトプラットフォーム」というプロジェクトのスターティングメンバーとして新しい働き方にも挑戦しています。

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